手術は身体への負担が大きいため、6~8歳までのお子さまにはまず発音や舌の機能トレーニングを行い、経過を観察します。もし6~8歳を過ぎても舌が上に上がらない、舌先が上顎の切歯まで届かない、下顎の切歯より前に舌を出せないなどの症状が続く場合は、発音や構音に問題が生じる可能性があるため、手術も視野に入れる必要があります。
当院では、手術を行う際には局所麻酔を使用し、レーザーでの切除を行います。手術後は、出血や麻酔に対するアレルギー反応などがないと判断された後、患者さまには帰宅していただきます。また、舌の機能トレーニングは手術前後に関わらず、継続して行う必要があります。もし全身麻酔が必要と判断される場合は、連携する病院をご紹介いたします。